日記を書くことで英語を自分の言葉にする
当レッスンでは、文法・語彙・発音を学ぶインプット(読む・聞く)と、学んだことを実際に使うアウトプット(書く・話す)をバランスよく取り入れています。
インプットは、中学や高校の英語の授業をイメージしやすいでしょう。では、アウトプットはどうでしょうか?
教科書を音読する機会は少なくありませんが、いざ英会話の場面になると、思う通りに言葉が出てこない経験はないでしょうか。
その原因のひとつは、教科書の英文が自分自身の言葉になっていないことです。
そこで当レッスンでは、英語を「自分の言葉」にするために 日記を書き、音読する という練習を取り入れています。
日記を書くメリット
まず日記を書くことの最大なメリットは、頭の中にあるものを整理しながら英文を考えることができます。まだ慣れてない状況で話そうとすると、あべこべなことをになります。理路整然に伝えることができると、スムーズに会話が進みます。
- 英語で考える練習になる
- 必要な表現が増える(語彙力アップ)
- 文法や語彙の理解が深まる
書くときにSVOCや時制を考えるため、自然と文法が身につきます。 - 自分の成長が見える
過去の日記を見返すことで「長文が書けるようになった」「間違いが減った」といった成長を実感できます。
Diary と Journal の違い
学校で「日記」は diary と習いますが、もうひとつ journal という言葉があります。
当レッスンでは、考えや感情、学びを含めた journal スタイルを重視し、会話に生かせる形へとつなげます。
なぜ「書く」を取り入れるのか?
会話だけでは、次のような課題に気づきにくいからです。
- 何を言いたいかが明確でない
- 言いたい語彙がわからない
- 意図した文法がわからない…など
まずは「言いたいことを認識する」ことが大切です。「書く」と「話す」それぞれに共通していますが、伝えたいことが決まっていないと、なにも出てきません。まずは、簡単でいいので内容を認識しましょう。その内容を認識できてから、以下のステップで「書く」と良いでしょう。
- 最初は日本語で書く(主語・述語を意識)
―頭に浮かんでいるイメージを言語化して具体的にしていきます
- 英語に訳す
―日本語の主語述語を、配置の言語である英語に変えていきます
- 慣れてきたら日本語は注釈にとどめる
―ここでのポイントは、「何を伝えたいか」が分かるように注釈をいれる
文を書くときは、主語と述語を明確にして文で書くことがポイントです。これにより、英語の文法が身につき、会話で省略表現に出会っても意味を補えるようになります。また、毎日書き続けると、ご自身の口癖や考えなどを知ることができ、実践の会話へと繋げることができます。
書いたあとは音読!
文が完成したら、音読します。これは「話す練習」と同じ効果があります。しかし、初級レベルの方は、添削が行われてから音読をすることが大事です。
① 添削をもとに音読する
- 誤った表現を直す
- 自然な言い回しを身につける
- 正しい語順・文法を覚える
(国語の作文を添削されるのと同じです)
② 英語のリズムを体得する
- 英語の語順を体に覚えさせる
- 発音やイントネーションを練習できる
- リズム感が身につく
例)I was so tired that I fell asleep right away.
so that 構文や fell asleep のリンキング等も一緒に練習できます。
③ スピーキングへの移行がスムーズ
毎日の練習で、実際の会話でも同じようなフレーズが自然に口から出てくるようになります。
④ 記憶に定着しやすい
「書く+読む+聞く」を同時に行うため、頭に残りやすいです。
※自分の声を録音して聞くだけでも効果があります。
当レッスン講師Joshの実体験
① ニュージーランド留学時(2006年〜約1年間)
当時はまだスマホが普及していない時代でした。私は市内中心部の語学学校に通い、ホストファミリー宅まではバスで30分ほどかかる生活を送っていました。
毎日、夕食の時間はホストファミリーと話す貴重な機会でした。もちろん、受け身で相手の話を聞くだけの日もありましたが、自分の考えやその日の出来事を伝えようとすると、留学している意味がより大きく感じられました。
そのため、帰宅のバスの中では「今日はどんな話をしようか」「どう言えば伝わるだろうか」と考え、夕食までに頭の中で整理してノートにまとめていました。実際に会話の中で言いたいことが伝わらなかったり、言い間違えたりした表現には、自分で赤ペンを入れて修正していきました。こうした取り組みを続けた3カ月間は、短いながらも非常に濃い実践の時間であり、大きな学びとなりました。
② 専門学校時代
その後、英語専攻の専門学校に進学しました。カリキュラムの約7割が英語関連科目で、文法や資格試験対策に加え、ライティングの授業もありました。その授業では「毎週日記を書く」という課題が課されていました。
海外研修や課外活動もあったため、ネタに困らない時期もありましたが、毎日書いていると「今日は書くことがない…」という日も当然ありました。そんなときには、その日の授業で出てきた疑問や講師に聞いてみたいことを1〜2つ日記に書き、それに対する講師からの答えをもとにさらに考えを広げていくこともありました。
こうした工夫のおかげで、「ただ日常を記録する」だけでなく、日記が講師とのやり取りを通じた学びの場にもなり、書く力だけでなく会話力にもつながっていきました。
👉 この2つの経験から、「書くことは会話につながる」「書いたことを実際に話してみると学びが深まる」という実感を得ました。だからこそ、現在のレッスンでも「日記を書いて音読する」ことを大切にしています。
Glocal Life
Hakodate では
日記の添削も行っています。
「書くことがない…」と諦めず、私との交換日記形式で書くことも可能です。
受講生の方はぜひ活用してください。





